2011年11月9日水曜日

第3回チームかわはとミーティングの報告

チームかわはと〜放射能と向き合う会〜は10月に結成されたばかりで
今、会の方向性やスタイルを模索している状況です。
今回は実験的に11:00-15:30 の時間帯で実施してみました。


午前中はお子さん連れのお母さん達たちと、ランチを食べながらトーク。
出て来た問題は「情報格差」のことでした。
放射能や原発の問題に関心のあるお母さんとそうでないお母さんの
温度差がありすぎる。何を情報源にしているかで、考え方がまるで
違う件(今、いろいろなところで問題になっていますが)ここでも
家族間、友人間で大きな溝になっています。知らない方々への情報伝達。
どのように語りかけ、自分たちの思いを知ってもらうか、真実を知って
もらうかで、悩んでいらっしゃる方がいらっしゃいました(私もです)。


また10/11に合併した「川口市」と「鳩ヶ谷市」→川口市に統合 にも
問題があり、両市の育児対策に差があるとの報告がありました。
育児に対しては鳩ヶ谷市の方が充実していたようですね。
両市合併で、育児問題が退行したのは残念です、改善して欲しい。
もちろん、放射能対策は今までなかったことなのですから
市民の意見をふまえて、母達が納得するものにして欲しいです。


お母さんたちが可愛いお子さんと最初に離れるのが「幼稚園」
「保育園」です。大切な子供を任せる「幼稚園」「保育園」ですが
川口市が放射能対策をいろいろ行っても、私立である「幼稚園」
などには行き渡らない事実があるとのこと。場合によっては
お子さんを裸足で遊ばせたり、落ち葉拾いをさせたりするところも
あるとか。本当に心配ですとの声。OK幼稚園選びも大変です。
この問題を解決すべく、市内全域の「幼稚園」「保育園」に
アンケートを送って、回答を得る方法はどうか検討に入りました。
園が、子供たちにどのような対策を取っているのか、調査する
ことを考えています。その結果によって、私たちの地域の
「OK幼稚園、保育園」をご紹介できたらと思います。


午後は常連さんたちも加わって、放射線測定器の話題。
最新の測定器情報なども出て、各自持っている機種や
これから買おうとする機種の情報交換をしました。
チームかわはとでは、多くのメンバーが実際に測定器を
持っており、測定を行っています。皆、普通のお母さんたち。
…そういう時代になったんですね。それもまた悲しいですが。


またお花をやっている方から、お花は大丈夫かとの質問。
食べたりしないので、それが汚染地域から来たとしても
大きな影響はないだろうとのこと。しかし、鉢花の土壌や
枯れた花の後始末には、注意が必要であろうとのまとめでした。


地元の NPOの方がいらして下さったりして、意見交換したり
今度会員誌で紹介していただける話になったり、かわはとへの
注目や期待も少しずつ増えている様子。活動が広く地域に知れて
問題を抱えているお母さんたちの助けになれるよう、また子供
たちを被曝から助けてあげられるよう、これからも定期的に
集まりを持って情報交換をしたいと考えています。


チームかわはと〜放射能と向き合う会〜の活動にご興味を
持たれた方がいらっしゃいましたら、どうぞ
nonukes.aran@gmail.com までご連絡下さい。
主に川口市、蕨市のお母さんたちが集まって活動しています。


次回のミーティングは11/18(金)です。



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